2025.01.31
FASHION
「スロウスタッフの偏愛日誌」vol.11
皆様初めまして。
SLOW NEWoMan新宿店の
岩田と申します。
偏愛日誌を綴る前に自己紹介を。
生まれは東京の下町葛飾。
葛飾といえば皆様の頭に浮かぶのは
柴又、「男はつらいよ」の
渥美清が演じる寅さんか
昭和〜平成にかけて
一時代を築いた大連載漫画、
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
通称「こち亀」では無いでしょうか。
お見かけすることは叶いませんでしたが
実家の近所のファミレスで
秋山先生が執筆活動をされていたり、
初詣には柴又帝釈天へ足を運んだりと
近代文化に触れながら
幼少期を過ごしておりました。

自己紹介はこれくらいにして、
今回の偏愛日誌は
自分を表現するものとして
最適と思った「洋服」を選びました。
多種多様なファッション、
各々の好きな装いと
自己表現の1つとして
取り入れられるものですが
歴史は長く深く。
日本においては
その時代や流行に合わせた
ファッションが目新しく
渦巻いていた時代もあったかと
思います。
「ジャパニーズプレッピー」
「DCブーム」 「〜族」
あげればキリがありませんね…。
私自身も様々な洋服を楽しみ、
ファッション好きが故に飛び込んだ
洋服屋時代を経て、
今はSLOWのスタッフとして
この装いにはこのバッグ!と
提案をさせていただいておりますが、
未だ洋服熱は冷めることはありません。

暇さえあれば馴染みの
洋服屋に出向いたり、
SNSで世界中の様々な方達の
コーディネートを閲覧したり。
手持ちのアイテムを組み合わせて
パズルを完成させるようなことも。
ここ最近はデザイナーズブランドを
見ることが多く、癖のあるアイテムに
魅かれるようになりました。

今回ご紹介する1着は
去年の秋口に購入した
Rick Owensのジャケットです。



ラムレザーにクラッシュに近い
風合いを施す為ブリースト加工がされた
このジャケットは、レザーである事を
忘れてしまうほど薄く
シャツ感覚で羽織れる逸品。
冬場にはインナーとしても
重宝しています。着丈が短く、
インナーとのレイヤードが楽しめるので
Aラインのシルエット作りに
最適でした。


フロントデザインはシンプルですが
機能性も備えているのも魅力。
ステッチに合わせ
シークレットポケットを
配備しているので、
お財布やスマートフォンを
収納できるようになっているんです。

背面にはジャケットスリング、
春秋の暖かな気温の際には
肩から背負える仕様なのも
ユニークですよね。


せっかくファッションを楽しむなら
より個性を、と追求した結果
今は癖があるアイテムが
増えていっていますが、
歳を重ねていくと感性が変わり
シンプルなアイテムを
纏うようになるのか、
このままなのかと
想像するのもまた一興ですね。

バッグのみならず、春の装いやトレンドなどのお話も
皆様とできたら嬉しいです。
見かけた際は気軽にお声がけください!
それではこの辺りで。
Have a nice day!