2023.02.24

「スロウスタッフの偏愛日誌」vol.6

こんにちは

SLOW南堀江店の木村です。

”大人になっても少年心は忘れずに„ をモットーに、日々生活に遊びや刺激を求めている私。

(決して”少年心しか持っていない”ではなく”少年心も持ち合わせているという事ですよw)

そんなパーソナリティは誰もが持っていて

私としては、一度好きな物事に足を踏み入れてしまうと没頭してしまう質。

現在私は”キャンプ”にハマっており、まだまだビギナーですが

キャンプの物事と、ファッションとの関連を知る楽しみを感じながら、

男心くすぐられる キャンプギアなどで、キャンプライフを謳歌しています。

今回、キャンプ道具の魅力の一部を是非知って頂きたく

第6回目の偏愛日記をお届けします。

それではどうぞ。

~アルコールストーブ~

燃料用アルコールを気化させる事でコンロとして野営などで活躍していた”簡易ストーブコンロ„

私が使用しているのは【アルコールストーブ/スウェーデン軍:1968年SVEA(スベア)製】

今から半世紀前のもので、形重量も現行のモノと比べ大きく重いですが

とある出会いから こちらを愛用しています。

上写真のように購入時はボロボロでしたが、丹精込め磨き掃除をして綺麗に戻しました。

スッキリと軽い/高火力/チタン製など、現行のハイテクな機能美は一切持ち合わせておらず

無骨な佇まい/不器用な火力加減/真鍮製と、古典的で当時を思い出させてくれる灯が癒しと

現代の時間を忘れさせてくれます。

そしてこのスリークラウン刻印のお墨付き。

軍モノでスリークラウンとなると拝む境地ですが、こちらのアルコールストーブは

何分需要も低く軍払で大量に出回っているので、衝動買いできる始末。

ロイヤルワラント(クラウン)称号で、ファッションで身近なモノだと”バブアー„が分かりやすいですよね。

しかしながら、ロイヤルワラントの称号は永久ではなく、王族の逝去に反映されるもの。

直近では、エディンバラ公・エリザベス女王が 逝去されたため

現行品では2ロイヤルワラント、23年の春夏頃では1ロイヤルワラントに変更され販売されます。

ジャケットに対して、世界規模で影響を与える程その名誉は誇らしく、ロイヤルワラントの

称号はその国に認められたものなのだと、自分が所有しているジャケットを見ながら噛み締める想いです。

脱線しましたが、当時の官給品でこちらのアルコールストーブも称号が与えられており

その時代では国に認められた良いモノなのだと、今では所有感を満たしてくれる付加価値です。

付属で使用している五徳/風防はミュニークというブランド。

無骨で力強く、ノスタルジックさのアルコールストーブに

近未来的でハイテクな要素が思い浮かぶデザインの五徳。

特にメッシュから覗ける灯がエモい印象です。

時代のクロスオーバーしたこの組み合わせが、自分の中でグッとくるキャンプの楽しみ方です。

歴史の時代背景も持ち合わせていれば、それらに関連するモノを自己なりの解釈で

現代にどう落とし込んで楽しむのか、キャンプで学ぶ事も沢山あります。

そんなこんなで、ブレークタイムでコーヒーをいただきます。

こういった事柄も店頭でも気軽にお話しできればと思います!

それではまた次回の偏愛日誌をお楽しみに。

※前回出向いた兵庫県の赤穂に所在するキャンプ場

 海と山に挟まれ素敵なサイトでした。オススメです。