2022.12.30
「スロウスタッフの偏愛日誌」vol.4
毎月恒例となってきましたスタッフによる偏愛日誌も本日でvol.4という事で、
京都店スタッフの爲本が皆様にお届けして参ります。
先ずコラム作成のお話を頂いた時に
収集癖と同時に偏愛しているモノが多く
何を題材に語ろうか・・・非常に迷いました。
昔から集めているホットウィールについて。
あるいはジャケット買いしたレコードやCDだったり。
色々迷いましたが今回はこれまで集めてきた
素敵な「postcard」をテーマにお話します。

本格的に集め出したのは学生時代。
授業の一環で美術館に行く機会が増えた際に
手軽に気に入った作品を手に入れられると同時にインク・紙質に魅力的に感じてから
見に行った展示の中で「気に入った作品を最大3枚まで買ってもいい」と謎ルールを作り集め出しました。
その中から最近GETしたモノも含め、
お気に入りのをいくつかご紹介させて頂きます!
■ ANDY WARHOL

先ずは京セラ美術館で現在開催中の
「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」
足を運ばれた方も多いんじゃないでしょうか。
自身がアンディ・ウォーホル を知ったのは高校生の時、
当時ライブも行くほど大好きだったアーティスト「KOHH」のlyricに
「アンディ・ウォーホル みたいな思考の人もいるよ 俺もそうだし、俺の友達もそう・・・」
聴いた時にどのような人か興味が沸いたのがキッカケでした。

マリリン・モンロー「ナイアガラ」をシルクスクリーンで表現した色使いがツボで購入
作成の裏には色んな思いが詰まっているのを感じさせない色使いはまさしく
ポップアートだと感じます。

去年から自宅に猫を出迎えてから、猫モチーフはどこか惹かれます。
多色使いが多い中で、モノクロが逆に目立って素敵なんですよね!
京都にも所縁のある方という事もありどこか身近にも感じられる
アーティストだと勝手に思っています。
■ RAYMOND SAVIGNAC

最後にご紹介するのは、サヴィニャック
広告イラストを手掛けたフランス人作家です。
見に行ったのは今から4年前の2018ですが、印象付けに大事な
コミカルなタッチが思い出として強いです。

右のオランジーナの広告も1964年に描かれたモノで、当時はお蔵入りになり
正式には発表されなかった作品なんです。
約60年前の作品ですが、良い意味で古臭さが無く
絶妙なイラストのバランスが大好きです。
■ ERWIN OLAF

こちらはアートイベントKYOTOGRAPHIE 2020 で購入。
オランダ・アムステルダム出身の作家 Erwin Olafさんが
コロナパンデミック内に作成された作品。
展示の中で一番惹かれた作品がこちらでした。
自然の壮大さにも圧巻されつつ作品として純粋に惹かれました。

メイキング映像も鑑賞できたのですが、見る前と見た後の作品の見え方が違っていて
何か心に響くものがあった事を覚えています。
勿論感覚的な刺激も相まってですが・・・

YouTubeにもメイキング映像が上がっていますので是非気になって下さった方はご覧ください!
( Im Wald 2020で出てきます)

最後にSLOWで初めて購入した鞄のご紹介。
購入したのはまだSLOWに入る前。
自身の誕プレに革のカッコいい鞄が欲しく色々アドバイスをもらって手にした思い出の鞄です。
手ぶらでラフに美術館やお出かけも憧れますが、カメラだったり何かと持ち歩く事が多いので
この鞄が丁度いい塩梅で入れる且つカッコいいんですよね。
再生産は無いお鞄なので使用中のブラックは完売しておりますが、
キャメルのご用意はございますので、いつでもお問い合わせくださいませ!

今回は京都店 爲本がお届けいたしました!
個人的に紹介したいポストカードはまだまだございますが、この辺に。
店頭でもいろんなお話が出来るのを楽しみにお待ちしております!