2022.10.31

「スロウスタッフの偏愛日誌」 Vol,2

初めまして、WEBアシスタントの石黒と申します!
普段は事務所で陰ながらSLOWのウェブ上に関する様々なお仕事をさせていただいています。
今回の「スロウスタッフの偏愛日誌」でSLOWの内部の人間に少しでも興味を持って頂けますと幸いです。

撮影協力:西村文生堂@自由が丘

私が持ってきたテーマは『アートブック』です。

アートブックは写真などを素材にしてクリエイティブなデザインをまとめた出版物を指します。

アートブックは、デザイン関係の本屋さんや、カフェ、セレクトショップなど様々な場所に並んでいることが多い中、海外ではアートブックの大規模なイベントをやっていたりと徐々に身近なものにもなってきているんですよね。


今回は私のコレクションからお勧めの本を3冊ご紹介させて頂きます。

『.OWT.』
渋谷の古着屋さんで偶然見つけたこの本は、
フォトグラファーの作品集で定期的に最新号が販売され、
毎号に二人のアーティストをテーマに撮影された作られた本なんです。
注目して頂きたいのは「製本」です。
写真はもちろんすごく素敵なのですが、こちらの本は量産型機械製本を行わず、手作業で一冊一冊丁寧に製本し、表紙にはシルクスクリーンを施されているほど細部に拘りがあるものは愛着が湧いてしまうんですよね。

『Art Books: 79 + 1』
この本を手にした時、初め写真集かななんて思っていましたが、なんとページとページの間にその写真が掲載された本の情報が掲載されているんです。

表面上の情報だけでは伝わらないユーモアのある製本と出版されたアーティストの意図が写真以外でも伝わる一冊です。


『New York Ramen Map』
こちらはニューヨークにあるラーメン屋さんをマップ上からご紹介する一冊で、パッケージに惹かれて購入しました。
マップの裏にはラーメンの歴史や「九州のとんこつ」、「東京の醤油」、「札幌の味噌」、「函館の塩」など日本のエリア別の味の違いや、ラーメンの麺の種類の違い、具材の種類が掲載されている新しいカルチャー誌でもあるんですよね。
いつかこれを持ってニューヨークを歩いてみたいですね笑

SLOWのWEBの仕事の中でLOOKBOOKの編集があるのですが、SLOWの提案したい世界観を見せながら手に取っていただけるようなヴィジュアルを試行錯誤を重ねて毎回製作させて頂いています。ちなみに今回のLOOKBOOKはパッケージ化されてよりお客様が持ち運びやすい仕様となっております。

今回紹介したアートブックに負けじと素敵なLOOK BOOKがあがっているのでぜひ店頭へ見に来て頂けますと幸いです。
▶︎2022AW/LOOKBOOKはこちら

作り手の拘りが使っていくと実感できることっていいですよね。
SLOWのデザインは私も含めて見た目で気に入っていただく方もたくさんいらっしゃいますが、
作り手の思いや拘りを知っていただくとより鞄選びが楽しくなっていくので、
是非店頭へお越しの際はスタッフとお話ししながら選んでみてください。
お近くに店頭がない方でもインスタライブやSLOW chを見て一緒にSLOWのアイテムを楽しんで頂けますと幸いです。

SLOW wrap bag Lsize(586S113K)

撮影協力:西村文生堂@自由が丘